REAL RACEHORSE / LINKED FILE
コパノリッキー
資料棚を探索中。馬はいる。数字がまだ来ていない。
コパノリッキー
キャラクターを入口に、ここでは実在競走馬の記録と関係を追います。
コパノリッキーは、16番人気のフェブラリーSから始まり、GⅠ/JpnⅠ級11勝まで積んだ「最初の評価が最も当てにならない」ダート王
主役テーマ:16番人気のフェブラリーSから始まり、GⅠ/JpnⅠ級11勝まで積んだ「最初の評価が最も当てにならない」ダート王。
コパノリッキーのキャリアには、競馬予想という行為を少し意地悪に笑うような始まりがある。2014年フェブラリーS、16頭立ての16番人気。それが勝ち馬だった。[S1][S2]
30秒でこの馬
- 2010年03月24日生まれ、牡。33戦16勝。[S1][S2]
- 父ゴールドアリュール、母コパノニキータ。[S2]
- 2014年フェブラリーSを16番人気で勝ち、翌2015年は1番人気で連覇。[S1]
- GⅠ/JpnⅠ級勝利は中央・地方交流を合わせて11。かしわ記念、JBCクラシック、帝王賞、南部杯、東京大賞典まで舞台が広い。[S1][S2]
- 「大穴を開けた馬」ではなく、その後何年もダート界の中心に居座ったことが本体。
16番人気で勝ってしまうと、翌年から物語が難しくなる
大穴勝ちは、それだけなら一日で完結する。しかしコパノリッキーは翌年のフェブラリーSも勝った。しかも今度は1番人気。[S1] つまり前年の結果に対して競馬ファンが「本当に強かった」と評価を修正し、その修正後の期待にも応えた。
この振れ幅が面白い。最低人気からGⅠを勝つと普通は「何が起きたのか」が記事の中心になる。コパノリッキーの場合、その後が長すぎて「なぜ最初に16番人気だったのか」の方が不思議に見えてくる。
地方交流を含めると、地図がそのまま戦歴になる
船橋のかしわ記念は2014、2016、2017年に勝利。盛岡のマイルChS南部杯は2016、2017年。大井では2016年帝王賞、2017年東京大賞典。さらにJBCクラシックも2014、2015年と連覇した。[S1][S2]
中央GⅠだけ眺めるとフェブラリーS2勝が目立つが、この馬の支配領域は東京競馬場だけではない。1600mから2000m、中央から地方へ移動しながら、同じ世代のダート強豪と何度も顔を合わせた。
ホッコータルマエとの勝ち負けが、時代を立体にする
2014年フェブラリーSではホッコータルマエを破って1着。その年末の東京大賞典では逆にホッコータルマエが勝ち、コパノリッキーは2着。[S1] 2014年JBCクラシックではコパノリッキーが勝ち、交流GⅠの地図を取り返す。
一頭だけを追うと「勝った、負けた」で終わる。しかし二頭を並べると、ダート路線が一年中続くリーグ戦に見えてくる。フェブラリー、かしわ、帝王賞、南部杯、JBC、チャンピオンズC、東京大賞典。王者が一度決まって終わるのではなく、競馬場ごとに席替えが起きる。
2017年、まだ終わらない
7歳になった2017年も、かしわ記念、南部杯を勝つ。そして最後の東京大賞典まで勝った。[S1][S2] 3歳春からダート重賞で名を上げ、4歳でGⅠへ到達し、7歳の暮れまでトップ級。ピークが一点ではなく、長い。
ダート馬は芝のクラシック三冠のような「一生に一度の固定された季節」が少ない。その代わり、同じ一線級が何年もぶつかり続ける。コパノリッキーは、その面白さを最も分かりやすく見せる一頭だ。
ゲームの入口から見るなら「運」だけで説明しない
公式キャラクターの設定と史実の性格は別物として扱う。[S3] 史実側で確実に言えるのは、16番人気の一撃だけでは終わらず、翌年以降に勝利を積み重ねたことだ。
「大穴」という言葉には偶然の匂いがある。しかし33戦16勝、GⅠ/JpnⅠ級11勝まで行けば、偶然は入口の看板にしかならない。入口が派手すぎて、本館の大きさを見落としやすい馬である。
代表レースを時系列で見る
2014 フェブラリーS:1着 16番人気でGⅠ初制覇。ホッコータルマエを破る。[S1][S2]
2015 フェブラリーS:1着 前年の最低人気勝ちから一転、1番人気で連覇。[S1][S2]
2015 JBCクラシック:1着 前年に続く連覇で交流王道路線の中心を維持。[S1][S2]
2016 帝王賞:1着 2000mの大井でもJpnⅠを獲得。[S1][S2]
2017 東京大賞典:1着 ラストランでGⅠ級11勝目。[S1][S2]
次に読むなら
- hokko-tarumae:コパノリッキーとの同時代・直接対戦・路線比較を広げる入口。
- wonder-acute:コパノリッキーとの同時代・直接対戦・路線比較を広げる入口。
- best-warrior:コパノリッキーとの同時代・直接対戦・路線比較を広げる入口。
まとめ
コパノリッキーは、勝ち鞍の数だけでは輪郭を取りこぼす。16番人気のフェブラリーSから始まり、GⅠ/JpnⅠ級11勝まで積んだ「最初の評価が最も当てにならない」ダート王。 コパノリッキーの戦績を順番に追うと、この主役テーマが結果の積み重ねから自然に立ち上がってくる。
コパノリッキーを読むときに大きな勝利だけを切り抜かない。敗戦、路線変更、対戦相手、年齢、競馬場まで残すことで、コパノリッキーにしかない競走生活の形が見える。
コパノリッキー記事の編集方針:戦績・プロフィールはJBIS等の一次・準一次データベースを優先して確認しています。人気薄勝利の珍事だけで終わらせず、33戦16勝と長期のダート頂点争いを中心にする。 コパノリッキーのゲーム版との比較は公式キャラクター情報を参照し、史実の事実・後世の評価・ゲーム独自設定を分けています。
この記事の確認ソース
- S1JBIS コパノリッキー 競走成績database / confidence A
- S2JBIS コパノリッキー 基本情報database / confidence A
- S3ウマ娘公式 コパノリッキーgame_official / confidence A
30秒でこの馬
正規化DBの記録がまだ少ないため、傾向評価は保留中です。
同世代の馬
同じ生年の公開記事を自動接続。同期の棚です。
直接ぶつかった馬
同じレースに出た回数からライバル候補を抽出。物語ではなく対戦記録ベースです。
重賞から寄り道
同じ重賞を走った別の元ネタ馬へ、レースページを経由して移動できます。
血統の糸をたどる
血統表の中に公開済みの馬がいれば、その記事へ直結します。
3代血統はまだ未収録です。
まだ公開記事との接続なし。孤島ではなく、工事中です。
馬プロフィール
- 生年月日
- 20100324
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗
- 父
- —
- 母
- —
- 母父
- —
- 調教師
- 村山明
- 馬主
- 小林 祥晃
- 生産者
- ヤナガワ牧場
このサイトの数値について
ローカル競馬データを独自集計して記事化しています。JRA-VAN生レコードは公開しません。直接対戦・同世代・血統の関係も、正規化DBから機械的に抽出しています。