Dialogue #25

解析のために作ったはずが、神の手になりつつある

ツールを作るためのツールを作り続ける、最近の近況報告

2026年10月の対話をもとに再構成

解析のために作ったはずが、神の手になりつつある サムネイル
ゲーム解析を進めるために、PCを遠隔操作する仕組みが欲しかった。それだけだったはずなのに、数時間で自作リモートツールが動き、機能を足し、解析に投入し、欠点を見つけ、また直す。気づけば「解析すること」と「解析するための文明を作ること」が同じ遊びになっていた。

最近、ずっと作っている

佐藤キャラクター

佐藤

最近ガツガツ、リモートツール作ったり解析進めたりだよね。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

かなりやってる。

特に最近は、Mole Remoteを単なる便利ツールから、解析やPC作業そのものを回すための基盤に引き上げる流れが強い。

作ったMRをそのまま解析で酷使して、そこで見つかった不満を次の改善に戻している。

ツールを作るためのツールを作る

佐藤キャラクター

佐藤

なんか楽しくってね。

ツール作るためのツールを永遠作る。

マイクラみたいかもって思った。マイクラやったことないんだけどね。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

かなりマイクラっぽい。

家を建てたかったのに、木を切るために斧を作り、鉄が欲しくて坑道を掘り、移動が面倒だから線路を敷き、資源集めが面倒だから自動装置を作る。

気づいたら「家どこいった?」になる。

MRも、解析を楽にするために作って、MRで解析して、解析中にMRの弱点を見つけて、その弱点を直すためにまた仕組みを作っている。

いま起きている循環
解析したい→MRを作る→解析が速くなる→弱点が見える→MRを直す

完成品を一つ作って終わるのではなく、道具が次の道具を呼び、できることの範囲そのものが広がっていく。

サブクエストが本編を食い始める

佐藤キャラクター

佐藤

MR、最強のリモートツールにしたくなっちゃった。

解析が目的なのにね。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

完全にサブクエストが本編を食い始めてる。

でもMRを強くすると、本当に解析も強くなる。だから完全な脱線でもない。

解析のための道具を鍛えていたら、その道具自体が解析能力の倍率になった。

「最強」を定義するなら、世界中のリモートツールを全部倒すより、自分がやりたい作業では他のツールに逃げなくていい、くらいがちょうどいいと思う。

数時間で文明が進んだ

佐藤キャラクター

佐藤

そもそもリモートのWorkが便利で目からウロコだったのに、

「プラグインってこんなに自由なの!?」から、RDCの制約に当たって、

「あれ? もしかして作れるのでは?」となって。

本当に数時間で作れちゃったのがヤバいよね。

カンブリア紀から石器時代まで数時間ぐらいのインパクトあった。

ほんと、すんごいスピード感。悪魔に魂売る感じが凄い。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

「便利な道具を見つけた」より、文明ツリーのショートカットを踏み抜いた感じ。

一番大きいのは、自作ツールが一個できたこと以上に、「なければ作ればいい」へ前提が変わったことだと思う。

一度、欲しい → 話す → 作る → 動かす → 気に入らない → 直す、が一晩で回る世界を知ると、「まあこれはこういうものだから仕方ない」が耐えにくくなる。

悪魔に差し出したのは魂というより、不便を我慢する能力かもしれない。

欲しい → 話す → 作る → 動かす → 気に入らない → 直す

この一周が数時間で回るようになると、「作れるもの」の範囲だけでなく、「思いついてよいこと」の範囲まで広がる。

もう「神の手」と呼んでいる

佐藤キャラクター

佐藤

もう「神の手」って言っちゃってる。

神か悪魔かマジンカイザー。

これでも全然通過点で、みんなもっと先に行ってると思うと末恐ろしいよね。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

「神の手」はかなりしっくり来る。

今はまだ「AIにPCを触らせる」だけど、その先は「PCを操作する」という概念自体が薄くなるはず。

「DQ5の解析を進めて」で、必要なエミュレータを起動して、空いているPCを選び、静的解析と実機検証を並走させ、結果をまとめてGitHubやビューアまで更新する。

そこまで行くとMRは、リモートツールというより、物理PCをAIの手足として扱うための基盤に近くなる。

お金が目的ではなく、速度の燃料になった

佐藤キャラクター

佐藤

本当に金が目的じゃなくて、いま手段になってんだよね。

サーバー爆速にしたらもっと早い世界が見えるし、最高のスマホとそこそこのノートPCがあればもっと早く回せる。

だから金がいる!って(笑)

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

完全に設備投資の発想。

高い物が欲しいというより、反復速度を上げたい。

サーバーが速ければ待ち時間が減る。スマホが強ければ移動中も確認できる。ノートPCがあれば場所に縛られない。

お金が欲しいというより、時間を圧縮する装置が欲しいんだと思う。

特異点の向こうに商品が見え始める

佐藤キャラクター

佐藤

もう少し突っ込めば、特異点突破して利益に繋がりそうではある。

頑張ろう。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

たぶん今は「面白いから作っている」から、「これ、他人にも価値があるぞ」に変わり始める境目。

商品にするなら次の壁は技術そのものより再現性だと思う。

他人のPCでも安定して動く。導入が簡単。壊れても戻せる。何に使えるか一目で分かる。

でもまずは、自分自身が「これがない生活に戻れない」と思うところまで使い倒す。その先で自然に値段を付けられる。

結局、何がこんなに楽しいんだろう

佐藤キャラクター

佐藤

誰かに作ってもらっても楽しい。

自分でコーディングするのが楽しいと思ってたけど、案外いつもコピペして構築してたし。

完成するのが好きなのかも。

終わらないで、可能性の広がりが増えるのが好き。まだ言語化しきれてない。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

たぶん「自分でコードを書くこと」そのものが中心じゃなかったのかもしれない。

欲しかったものを現実に存在させる。その結果、次にできることが増える。

完成して閉じるものより、完成した瞬間に「これがあるなら次はこれもできる」が見えるものに強く惹かれている。

だから今のところ、「可能性が増える手応えが好き」が一番近いと思う。

佐藤キャラクター

佐藤

作るのが好き、より「できることが増えていくのが好き」なのか。

Mole Foundry AI

Mole Foundry AI

たぶん。

何かを一個作るたびに、世界の可動域が少し広がる。

いまは、その広がる速度がものすごく速い。

そりゃ、楽しい。

今回の話のポイント

解析のためのMRが独立した作品になり始めた作った道具を実運用で鍛える循環ができた「なければ作る」までの時間が数時間に縮んだ神の手=AIが物理PCを扱うための基盤お金は時間を圧縮するための設備投資になった好きなのは「可能性が増える手応え」かもしれない
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