空想機械設計図鑑
No.036 · 1926 · Atelier Relier

蛍灯培養機

Cultureuse de Lampes Lucioles

生きた光を、育てる。

生物・光架空技術資料設計図
蛍灯培養機 全体設計図

植物、水、湿度、微風をガラス槽内で調整し、蛍に似た小さな発光生物を育ててランプへ移す架空の培養装置。機械と温室の中間のような姿をしている。

「生きた光を、育てる。」

来歴

街灯では強すぎるが蝋燭では暗い、という庭園向けに考案されたという設定。培養個体は夜になると自ら光り、朝には植物の葉陰へ戻る。

作動原理

三つの培養槽で水草、発光生物、餌環境を循環させる。手動ポンプで水を回し、通風筒が微風を作る。成熟した個体だけを光誘導路へ集め、小瓶型ランプへ移す。

主要諸元

全長1,800 mm
全高1,650 mm
質量約320 kg
培養容積3×50 L
収容数約3,000匹(架空生物)
光出力約120ルーメン/瓶
主要材質真鍮・銅・ガラス・木

主要構成部品

  • 50L培養槽三基
  • 養液槽
  • 水循環器
  • 微風通風器
  • 手動ポンプ
  • 光誘導路
  • 採光瓶取付口
  • 観察灯

組立手順

図鑑内の演出として記述された架空工程です。実機製作を目的としません。

  1. 基台を窓際ではなく間接光の場所へ置く。
  2. 三つの培養槽を並列に固定する。
  3. 水循環管と養液槽を接続する。
  4. 通風器を上部へ取り付ける。
  5. 光誘導路を採光瓶の口へつなぐ。
  6. 水だけで24時間循環し、漏れがないか確認する。

使用方法

  1. 槽へ水草と培養環境を整える。
  2. 日中は弱い循環、夕方から通風を増やす。
  3. 発光が始まったら観察灯を消す。
  4. 採光瓶側だけを暗くし、誘導路を開く。
  5. 必要数が瓶へ入ったら誘導路を閉じる。

保守・手入れ

  • 水を週一回一部交換する。
  • 通風管の埃を除く。
  • ガラス槽へ強い洗剤を使わない。

注意事項

  • 実在生物を密閉瓶へ長時間入れない。
  • 本装置は架空生物を扱う世界設定。
  • 水温を急変させない設定。
  • 子どもの手の届かない場所へ置くという作中注意書きがある。

異常記録・備考

  • 培養槽同士で発光周期が同期する。
  • 満月前夜だけ一匹ずつ多く瓶へ入る。

本作は架空の機械・架空の歴史を扱う創作図鑑です。組立・運転手順は世界観表現であり、現実の機械製作・医療・電気・圧力・生物実験の手順ではありません。